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2017年6月13日16:00 ~ 6月30日14:59
闇より湧き続ける、文字喰む獣。 彼らはどのように生まれ 何を想い、何を感じ 殺され続けるのだろうか。 いずれにせよ 殺す必要があるのであれば 悪であって欲しい。 浮かんでは消える雑念を振り払い 私は前へ進み続ける。
アンキ:ナイトメアが 叫んでイマスヨ。 ギシン:うるさいデスネ。 アンキ:害獣ハ残らず 駆除しマショウ
人形に導かれ、辿り着いた廃城。 そこには夥しい数のナイトメアが 黒々と蠢いていた。
目の前に決意の炎を灯した 獣が踊り出してきた。 殺される事は承知のうえだろう。 たとえ相手が高潔な決意を 抱こうとも、迷わず刈り取る。 頼れる者の死は、 抗いようの無い絶望で支配する。 彼らはより一層身を寄り添い、怯えた。 ちょうどいい。 これなら纏めて屠ることができる。 刃が鈍らぬよう、そう言い聞かせた。
最奥に至るより先 異質な空気を纏った獣が 飛び掛かってきた。 あぁ。この目を知ってる。 彼女もまた、衝動に囚われた 犠牲者だ。 絶望に溺れぬよう 必死にもがく姿に、自らを重ねる。 抱くのは哀れみでなく、決意。 私はきつく、刀を握りしめた。
彼女の胸元で 狂ったように廻り出す 懐中時計。 それから放たれた光の奔流は 彼女の慟哭と呼応するよう、 輝きを増し、私を飲み込もうと手を伸ばす。 逃れられず、光に包まれたその瞬間。 グニャリと世界が歪み、 気がつくと私は はじめに降り立った 森にいた……
血ノ繋ガリナド、無クトモ 寄リ添イ、長イ時間ヲ過ゴシ 私達ハ家族ニナッタ。
子ラビット:アナタモ迷子? 子ラビット:着イテキテ。 一人ジャ寂シイデショ? クロックラビット:オシロ行ケバ ミンナイルヨ 子ラビット:皆ンナ家族ダヨ
「身ヲ守ル為、手ヲ取リ合オウ」 ソウ私ヲ導イタ彼ハ、モウ居ナイ。
子ラビット:寂シイ時ハ 助ケ合オウ 子ラビット:嬉シイ時ハ 分ケ合オウ 子ラビット:ソレガ此処ノルール
私ヲ逃ス為、彼ハ犠牲ニナッタ。 私ハ意思ヲ継ギ、頼レル者ガイナイ 同胞ヲ、集メルヨウニナッタ。
子ラビット:産マレタ場所ハ 違ウケド 子ラビット:僕ラは家族 子ラビット:世界デ一番ノ 仲良シ家族
「ホラ見テ。コンナニ家族ガ増エタヨ」 「モウ寂シクナイヨ」 彼ノ残シタ懐中時計ニ、笑イカケル。
子ラビット:オ母サンノ宝物 子ラビット:キラキラ光ル 懐中時計 子ラビット:イツモ、イツモ 眺メテイル
今日ハ、彼ト出会ッタ記念ノ日。 皆デ頑張ッテ、オ祝イノ準備ヲシタノ。 一緒ニ暮ラシテ無イ、仲間モ 沢山キテクレタヨ。
子ラビット:今日ハ、大切ナ記念日。 子ラビット:ミンナ集マル 幸セノ日 子ラビット:皆デ、オ母サンヲ 笑顔ニシヨウ
響キ渡ル、同胞ノ断末魔。 コンナ日ガ訪レル、覚悟ハシテイタ。 今ナラ、私ヲ逃ガシタ彼ノ気持チガワカル。 「私ガ、守ルンダ……」
クロックラビット:ドウシテ私達ナノ? ドウシテ奪ウノ? クロックラビット:絶対ニ守ル クロックラビット:モウ、何モ奪ワセナイ クロックラビット:家族ヲ増ヤシテ 彼ニ、褒メテ貰ウンダ
ゴメンナサイ。 家族、守レナカッタ……。 時計モ……守レナカッタ。 アァ、褒メテ、欲シ、カッタノニ。
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